お土産で、こんなものをもらいました。
おごそかに木箱に詰められ、木屑のクッションに守られていました。 むしあわび 天正の昔から、代々の加賀藩主が将軍家に献上したというゆかりの珍味です。 能登・輪島のへぐら島の海女が採集したあわびを醤油、砂糖、酒等で蒸し煮して保存食にしたもので今なお家伝とされた独自の製法で伝統と格式のある味わいとなっています。 干くち子 冬に獲れる"なまこ"から腸管を塩漬けにしたものを「このわた」、"なまこ"の卵巣を干したものを「干くちこ」といい通常三角形に干します。 一枚の「干くちこ」を作るのに、10個分の"なまこ"が必要で、お酒の肴にあう珍味です。かるく火にあぶって細く割いて食べたり、熱燗に一切れ入れて飲むと風味が増します。 これは安易に食べるわけには行きませんよ。 それなりの服装で、背筋を正して一家勢揃いで食べないといけません。一緒に味わう、お酒や食材も要注意です。 さて、その日がくるまで大切に保管しておかなくては・・・。
by nomcha
| 2006-10-21 00:11
| gourmet
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