場所は国道196号線沿い、鴨川のセブンスターの向かい、城北タクシーさんの並びになります。コストパフォーマンスに優れ、フグやクエを安く食べるならここに限りますが、あくまでもファミリー向け御近所向けの大衆的な料理になっております。 本日は、なんの記念日何尾やでもお祝い会でもありませんが、家族で「日本食が食べてー」ということでやってまいりました。 IHの調理プレートの上に調理鉄鍋がのせられ、ガラスのふたがしてあります。 これにスイッチを入れ、約20分の残酷物語を拝見させていただく事になります。 スイッチをいれて2~3分すると、エビが跳ね、アワビが踊りだしますが グッと辛抱しながら、他のお料理をいただく事に致します。 最初に、同時に注文しましたが到着順にご紹介いたしますと・・・ 松山鮓とは、松山オリジナルの海鮮チラシ寿司のことです。このお店では贅沢に鯛、穴子、タコ、かに、いくら、タイラギ貝柱、芝エビ、サザエが乗っています。お寿司の他に魚のアラの赤出汁、茶碗蒸し、小鉢(ひじき)、漬物、フルーツが付いています。つまり定食になっていて、普通の人はこれ一品で終わるという事かな? こちらは、メニューブックではなくて壁のホワイトボードに記されておりました。つまり、日によっては入らないということもあるのでしょう。塩焼きとは言いながら、塩味はそれ程強くなく砂ズリの中はジューシでプリプリの歯応えです。酒のあてには最高の一品といえるでしょう。 あら煮というメニューですが、貴重な&美味しい縁起物の御頭です。料亭でこれが出てくると、非常に高額に思えるのですが、このお店ではこの値段。身もたっぷり、味もしっかりついておりまして、これだけでご飯3杯食べれます。 (^^) いくらのレベルにもよるのでしょうが、下手をするといくらだけ買ってもこれくらいで1000円以上しませんか?これぞ、魚屋さんのやってるお店の底力なのでしょう。丼には、基本的にお吸物と小鉢、そしてお漬物がつくようです。これまた、普通の人の はこれで終わりの一品でした。 写真では分かりにくいですが、中央の海苔の下にすりおろした山芋が乗っています。さすがにこの値段ですので、トロの質はいまいちで、山かけまぐろ丼というのが正解だと思われます。こちらにも、お吸物、小鉢、漬物がついていました。 新鮮なゲソのてんぷらです。魚屋さんではゲソは捨てちゃうのでしょうか?料理屋さんでこの値段のメニューというと、小鉢に入った少量の珍味くらいしか思い浮かびませんが、こちらのお店ではこれにちゃんと人数分の天だしまでつけて持ってきてくれました。 最初に地獄焼きが出てきたときに失敗したと思ってしまったオーダーです(笑) まー、こちらがメニューを熟読してないから仕方ないのですが、この日は一体何個の蛤を食べてしまったのでしょう!? こちらも、ホワイトボードに書かれた季節限定メニューのようです。ビックリするほど松茸が入っているわけではありませんが、上品なうす味にほんのり松茸の香りがついていて、食が進むご飯でした。これまた、お吸物と小鉢、お漬物ががついていました。 さて、そんなこんなで、各人おなかいっぱいのはずですが、最初の地獄焼きが出来上がりました。中身はあさり、蛤、生帆立、サザエ、アワビ、芝エビ、野菜となっています。これを、どちらかというと鍋の中で蒸す料理ですね。蒸してますので、アワビも意外と柔らかく、丸かじり可能な固さです(新鮮だからなのかも知れません。)。帆立もとても甘く感じられます。芝エビってのも、もっと小さいエビだと思ってましたが、車海老ほどの大きさです。 これらの品々、一家4人が食べて10000円ほどですから、大満足&大満腹のお店です。 【住所】松山市鴨川1-2-9 【TEL】089-927-1129 【営業時間】11:00~14:00、17:00~22:30 【定休日】木曜日
by nomcha
| 2007-08-29 19:28
| gourmet
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